秋9月10月11月のキャンプの服装は重ね着(レイヤード)が大事!最低気温ごとの目安に合わせた服装をご紹介【2021年最新】

2017年9月29日初投稿 2021年9月再編集

こんにちは、ずぼらままです。

「暑さ寒さも彼岸まで」「今朝は今シーズン一番の冷え込みでした」なんていうニュースをよく耳にする季節になってきましたね。

今日は誰もが悩む秋キャンプの服装について考えてみたいと思います。

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秋キャンプの服装は、重ね着(レイヤード)が重要!

秋はキャンプが気持ちいい季節ですが服装は非常に悩みますよね。

「日中は暑いから長袖Tシャツ一枚で大丈夫だね!」

「でも夜は冷え込むから羽織る長袖一枚あればいいかな?」

いえいえ、キャンプ場は昼と夜の寒暖差が激しい場所にあることが多いので服装には十分に配慮が必要です。

そこで有効なのが「重ね着」オシャレワードだと何て言うの??レイヤード??

とにかくいつでも「重ね着」ができるような準備がとても大切です。

もしかすると「寒くて寝れない!」なんてことも考えられます。

寒ければ重ねていけばいいし、暑ければ一枚ずつ脱いでいけばいいので、アウトドアには非常に適した服装だと思います。

それでは具体的にどんなものを用意して行けばいいのか、記していこうと思います。

体感温度はその日の湿度や風によっても大きく変わりますので、あくまでもファミリーキャンプを主としている私の目安としてお考えください。

標高100m上がると、気温は0.6℃下がる

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標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がる

あくまでも一般論というか、わかりやすく簡単に言われている目安ですが、キャンプに行く際は割と重要ポイントです。

天気予報の気温の基準値の海抜と、キャンプ場の標高差を確認してみることも今後の一つの経験値・経験則として役立つと思います。

例えば、天気予報の観測地点の標高が300mだとして、キャンプ場は標高1000m。となると気温差は0.6℃×7=4.8℃。

朝の最低気温が13℃と予報でなっていたとしたら確実に10℃以下まで下がると思って備えたほうがいいです。

そして標高が高いだけでなく、盆地状の土地も日中との気温差があるので要注意です。

しつこいようですが、キャンプ場は高地や盆地にあることも多く、予想以上に冷え込む場合もあります。天気予報の気温だけを鵜呑みにせず、必要があればキャンプ場に問い合わせてみるといいですね。

だいたい標高800m以上を超えてくるようなキャンプ場だと8月下旬から最低気温は20度を普通に下回ることもあります。薄手の羽織るものが一枚あれば安心ですね。

ずぼらママ
お盆に行った標高1200mのキャンプ場は、朝方15℃以下まで下がって、シュラフを使わないとちょっと寒かったです。
ずぼらママ
9月頭に標高1500mのキャンプ場に行ってきました!羽織るもの必須ですね。モンベルのフエゴパーカーが軽くて薄いけど役に立ちましたよ。

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まだ暑さが残る9月初旬

最高気温がようやく30度まで上がらなくなり、最低気温も18-23度と過ごしやすいのが9月上旬でしょうか。

まだまだ暑さが残っていたりするのもこの季節ですが、念の為朝と夜の冷え込み対策として衣服などを調整する必要が出てくる時期でもあります。

用意しておいて便利なものはこちら。

  • 軽い羽織りもの:焚き火ポンチョ、ウインドブレーカー、フランネルシャツ、アウトドアベストなど
  • 足元:くるぶしが隠れる靴下、濡れにくい靴(露が降りる時期にキャンバスシューズなどは不向き)
  • 羽織る系のウェアではなく、膝掛けなどを用意するのもあり(ペンドルトンのブランケットとかはおしゃれでおすすめ!)

まだ昼間は半袖Tシャツでもいけるかな?という時期にはこれくらいの装備でも大丈夫な場合が多いです。

ずぼらママ
モンベルのフエゴパーカーとチャムスの焚き火ベストが2021年もお気に入りです!
袖がなくても背中を温めるだけでかなり温まりますよ〜。だからベストとかもおすすめです。
たしか今年、フエゴパーカーが新しくなりましたよね。安いものと違って着心地よく、作りもしっかりしているのでおすすめです。

9月中旬~10月上旬 最低気温が13℃以上20℃以下

最高気温がまだ25℃以上になる日もあったり、場所によっては最低気温も15度以下にはならない日がまだまだ多い時期。日中は、暑くはないけど寒くもなくアウトドアには快適な季節。

  • インナー:まだ必要ないかもしれませんが、用意するならヒートテックなどのインナーやタイツやスパッツ
  • トップス:長袖Tシャツ、フランネルシャツ、コットンシャツ
  • ボトムス:デニムやアウトドアパンツなど、いわゆる長ズボン
  • 足元:くるぶしが隠れる靴下、露の影響を受けにくい靴(朝露だけじゃなく夜露もあります!)
  • アウター:ウインドブレーカーなどのアウター系を一着orフリースベスト・ボアベストなどの防寒着
  • それでも寒さが心配なら、ひざ掛けやブランケットを一枚用意

意外な盲点、足元の対策。

これはけっこう重要ポイントです。まだ年間を通してキャンプを経験したことがない場合、足元の対策を忘れがちになります。

これで私もけっこう失敗しています。

スニーカー用ソックス(くるぶし隠れないやつ)や、キャンバス地やメッシュ地などの布のスニーカー、モコモコのモカシンなどなど。

一見快適そうな足元ですが、これが大間違い。

ずぼらママ
わたしこれですごーく失敗してるんですよ・・。もこもこモカシンが朝露・夜露でビッショビショになって寒かった〜

スニーカー用ソックスは、くるぶしが隠れていないことで冷えを増長。

布素材のスニーカー、ボア付きモカシンは、朝露・夜露に負けてしまい爪先ビショビショで足が寒いというか悲惨。

ぜひとも、くるぶしもちゃんと隠れるソックス、多少なりとも水を弾く靴を用意するのがおすすめです。

こういう厚手のタオルブランケットがあると便利です↓

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ペンドルトン ブランケット

靴はKEENのJASPERやMERRELLのカメレオンがお気に入りでよく履いています。

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9月後半~10月中旬 最低気温が10℃以上15℃以下

昼間は気温に応じた服装で十分ですが、太陽が沈むと急激に冷えてきます冷えてきたな~と感じたら、すぐに重ね着をすることが大切です。

  • インナー:ヒートテックなどの暖かいインナー上下
  • トップス:長袖Tシャツ、トレーナーのような地厚のトップスや薄手のセーター、フランネルシャツ、コットンシャツ
  • ボトムス:デニムやアウトドアパンツなど、いわゆる長ズボン
  • 足元:くるぶしが隠れる靴下、露の影響を受けにくい靴
  • アウター:フリースジャンパーやユニクロウルトラライトダウンのような薄いけど暖かい冬一歩手前のジャンパーとアウトドア系ウェアのベスト(わたしはパタゴニアのベストがお気に入り!)
  • それでも寒さが心配なら、ひざ掛けやブランケットを一枚用意
ずぼらママ
背中に一枚ホッカイロ貼るだけでぽかぽか快適になりますよ!

10月中旬~10月下旬、11月 最低気温5℃以上10℃以下

いよいよ寒さを強く感じる季節になってきますね。

こうなると服装だけで寒さ対策をするのは辛いです。

電気ストーブや石油ストーブなどの暖房器具が必要になってきます。

人によっては「まだまだ暖房器具は必要ないよ」という猛者もいますが、ファミリーキャンプであれば暖房器具は必要になってくるでしょう。しかし今回は服装のお話なので、その辺りは割愛させていただきますね。

基本は前のスタイルにプラスして、どんどん着込んでいく感じです。

  • インナー:ヒートテック上下
  • トップス:長袖Tシャツ、トレーナーのような地厚のトップスやセーター、フランネルシャツ
  • ボトムス:デニムやアウトドアパンツなど、いわゆる長ズボン
  • 足元:くるぶしが隠れる靴下(登山用が高機能でおススメ)、露の影響を受けにくい靴
  • アウター:ニット帽などの帽子、手袋、十分な重ね着の上から中綿入りの暖かいジャンパー、厚手のフリースジャンパーやユニクロウルトラライトダウンの一つ上のユニクロダウンコートなど冬半歩手前のジャンパーを重ね着(都市部ではもはや冬ジャンパーとして使用している部類)
  • それでも寒さが心配なら、ひざ掛け用意
ずぼらママ
ヒートテックは肌が乾燥して痒くなっちゃう!という方は綿素材の肌着がおすすめです。私は無印のをよく使ってます!

ここでワンポイントアドバイス。

靴下は登山用が高機能でおすすめです。少々高いのですが、普通の靴下よりも長持ちしますし、保温力もホールド感も一度使うとやめられません。

頭も帽子があるのと無いのとでは暖かさが雲泥の差です。ぜひ、帽子を用意されることをおすすめします。

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さいごに

秋から冬にかけてのキャンプは、服装が快適度を左右するひとつのポイントです。

おしゃれも大事ではありますがアウトドア用に買い足していくととんでもない金額になります。手持ちの服で無理なく上手に工夫ができるといいですね。

わからない事などあればTwitterやInstagramなどに直接コメントいただいて大丈夫です!

みなさまのキャンプが素敵な思い出いっぱいになりますように!

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