「がまかつ」という名の「カンチョー」の思い出と「鼻から牛乳」のY君

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画像引用:日本の釣り具メーカー「がまかつ」より

こんにちは、ずぼらママです。

先日、高速道路を走行していたら、近くを走行する車の窓に「GAMAKATSU」がまかつのステッカーが貼ってありました。

それで急に思い出したんです。「がまかつ」という名の「カンチョー」を・・・。

 

 

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本来の「がまかつ」とは

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「がまかつ」とは、日本の釣り具メーカーです。

www.gamakatsu.co.jp

私の言う「がまかつ」とは、カンチョー!

私が小学生だったころの話です。

同じクラスの釣り好きなY君。「がまかつ」というメーカーの釣り針を見て思いついたのが釣り針スタイルのカンチョー「がまかつ」。

傘の柄を逆さまにしたスタイルを思い浮かべていただくとよろしいかと・・・。

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片手をこの傘の柄の「J」の形にして、全指で突くんですよ!全指で!!

あるいは、通常のカンチョースタイルでも構いません。

「カンチョー!」と言わずに「ガマカツッ!」と言ってカンチョーしてください。

ただし、カンチョーは本当に危険です。する方もされる方も危険な遊びです。くれぐれも全力で突かないようにご注意ください。全力で行った時には、双方ともにダメージが大きいはずです。

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Y君は面白いことが大好きだった

私が小学生低学年の頃の友達Y君。

ちびまる子ちゃんの主題歌が流行り、嘉門達夫の替え歌が流行り、今の時代だと放送禁止であろうアニメ「おぼっちゃまくん」が流行していた時代。

私の友達Y君は、群を抜いて面白いことが大好きな少年でした。お調子者と言ってしまえばそれまでですが、彼の面白さは、決して人を不快にさせない優しさも含まれていました。

Y君はテレビで見てきたことを学校で面白おかしく披露してくれます。

嘉門達夫の「チャラリ~、鼻から牛乳~」とかの替え歌をたくさん歌っていたり、「マウンテンゴリラ」と言いながらゴリラの顔真似から始まり、バナナを食べる仕草のまね、ゴリラのドラミングの真似など。活字にすると全く面白くない不思議。

ちなみにゴリラの学名はニシローランドゴリラの場合、ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ。

マウンテンゴリラの学名は、ゴリラ・ゴリラベリンデイです。

ある日、本当にY君の身に「鼻から牛乳」事件が起こる

ある日の給食中の出来事です。

牛乳を飲んでいる友達にちょっかいをかけて、牛乳を悪役プロレスラーの毒霧よろしく噴き出させようとするY君。

この日はターゲットにされた相手も中々の強者。2人とも口の中に牛乳を含みながら、変顔対決を繰り広げる2人。

私がふと視線を外した瞬間、「ブシャーーーーッ!」と鈍い水しぶき音が、給食を楽しんでいる教室中にこだました。

音がした方、もちろんY君の方に目を向けると、Y君鼻の下から牛乳まみれ。

どうやら牛乳を口に含んだ危険な遊びはY君が惨敗した模様。

それどころか「リアル鼻から牛乳」を再現してくれている模様。

さらに直前に食べていたミニトマトの皮まで、一緒に鼻から噴出したのか、鼻の下にミニトマトの皮がペトリと貼りついているではないですか!!

きっと彼は「いつか鼻から牛乳を再現しよう」と企んでいたのでしょう。見事なまでの鼻から牛乳でした。

もうあれからずーっと彼の顔を見るたびに「鼻から牛乳」を思い出し、30過ぎた今でも、彼の「鼻から牛乳」が頭から離れません。

彼のフルネームを今でも思い出せるほどに強烈な思い出となりました。

その後国立大学に進学した彼は、今頃X線技師としてどこかの病院で活躍されていることと思います。

 

最後に

私はただ「がまかつ」という名のついた「カンチョー」の話をしたかっただけなのですが、書いているうちに「がまかつ」を周りに広めたY君のことを鮮明に思い出しました。

Y君の強烈な思い出を活字にすることで、その思い出の強烈さが和らぐかと思いきやむしろ逆でした。どうやら活字にすると面白さ半分になってしまいますが、少しでもこの面白さを誰かと共有したく書いてみました。

もう恐らくY君とどこかで会うような機会も接点もありませんが、Y君の面白い思い出は一生忘れることができなさそうです。もしもどこかで偶然にY君に会うことがあれば、「マウンテンゴリラ」と「鼻から牛乳」の話で盛り上がれたらなと思います。妻子がいるなら、とっても面白いお父さんになっていそうです。

みなさんも子どもの頃のこんな強烈な思い出はありませんか?

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