実は、夫と二人でキャンプのWebアプリ「Camping」を作りました。
私は以前、毎週のようにキャンプへ出かけていました。
次はどこへ行こう。
何を持って行こう。
どのキャンプ道具を使おう。
考えている時間も含めて、キャンプが大好きでした。
ところが、キャンプに行く回数が増えるほど、計画や記録はどんどんばらばらになっていきました。
計画はLINEのメモ。
持ち物リストは頭の中。
思い出はカメラロールの奥。
次のキャンプが決まるたびに、
「あのとき何を持って行ったっけ?」
と、毎回最初から準備をしていました。
写真はたくさん残っているのに、キャンプ場の名前がすぐに出てこない。
持っている道具は増えたのに、いつ、どのキャンプで使ったのか分からない。
楽しかった時間が少しずつ自分の中からこぼれていくようで、なんだか寂しく感じていました。
全部ひとつにつながっていたらいいのに。
そう思ったことが、Campingを作るきっかけです。
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Campingでできること
Campingは、キャンプ場探しから計画、持ち物の準備、ギア管理、キャンプ後の記録までをひとつにつなげられるWebアプリです。
主な機能は次のようなものです。
- キャンプ場を探す
- キャンプの予定を立てる
- 持ち物リストを作る
- 持っているキャンプギアを管理する
- 持って行くギアの総重量を確認する
- 写真や使った道具と一緒にキャンプの記録を残す
ただし、きれいな記録を作ることが目的ではありません。
キャンプの前に入力したことが、帰ってきたあともそのまま記録につながる。
過去の持ち物を見ながら、次の準備ができる。
前に使った道具や、行ったキャンプ場をあとから思い出せる。
記録のために頑張るのではなく、キャンプを楽しんだ結果が少しずつ残っていくものにしたいと思っています。
ずぼらな私でも続けられるものを
私は、まめに記録を続けられるタイプではありません。
キャンプから帰ってきたら、荷物を片づけ、テントを乾かし、洗濯をして、それだけで力尽きます。
あとから写真を選び、キャンプ場を調べ、使った道具を思い出して、改めて記録する。
そんな仕組みでは、きっと続きません。
そのため、Campingを作るときの基準はとてもシンプルでした。
頑張らないと使えないアプリなら、私が真っ先に脱落する。
すべてを入力しなくても使えること。
毎日開かなくてもいいこと。
完璧な記録を作らなくても、その日のことが少し残ること。
ずぼらな私でも使い続けられることを、大切にしています。
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作りたい私と、作れる夫
私はエンジニアではありません。
プログラムを書くことも、アプリの仕組みを作ることもできません。
私にあったのは、
「こんなものが欲しい」
という思いだけでした。
私がキャンプの準備や記録で困っていたことを話し、エンジニアの夫が、それをどうすれば形にできるか考える。
画面ができたら私が使ってみて、分かりにくいところや面倒なところを伝える。
夫が直し、また私が使う。
そんなことを何度も繰り返しながら、少しずつCampingを作っていきました。
最初に育ててくれた40人
Campingは、夫婦二人だけで完成させたアプリではありません。
一般公開する前に、40人の初期メンバーに使ってもらいました。
LINEのオープンチャットで、
「ここが分かりにくい」
「こんな機能が欲しい」
「この順番の方が使いやすい」
といった率直な意見をもらいながら、少しずつ改善を重ねました。
このオープンチャットは、一般公開した今も続いています。
新しいアイデアや改善してほしいところ、実際にキャンプで使って気づいたことなどを教えてもらいながら、Campingは今も成長しています。
最初の40人は、単なるテスト利用者ではありません。
Campingを最初に育ててくれた、大切な初期メンバーです。
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Campingを作るまでの話をnoteに書きました
Campingを作ったことを、機能紹介だけで終わらせたくありませんでした。
なぜ作ろうと思ったのか。
夫とどうやって形にしていったのか。
最初の40人に使ってもらったとき、どんなことを感じたのか。
そして、誰かのキャンプの記録がCampingの中に残っているのを見つけたとき、何を思ったのか。
今のうちに、自分の言葉で残しておきたいと思い、noteに4回に分けて書きました。
第1話
計画はLINE、持ち物は頭の中、思い出はカメラロールの奥だった
Campingを作ろうと思った原点について書いています。
第2話
作りたい人と、作れる人でCampingを作り始めた
アプリを作れない私と、エンジニアの夫が、どのようにCampingを形にしていったのかを書きました。
第3話
Campingを最初に育ててくれた40人のこと
まだ完成していないCampingを最初に使ってくれた、初期メンバーとの話です。
第4話
誰かのキャンプの一日が、Campingに残っていた
一般公開した日のことと、誰かのキャンプ記録を見つけたときに感じたことを書いています。
4話はこちらのマガジンにまとめています。
記録することが目的ではありません
Campingで目指しているのは、完璧なキャンプ記録を作ることではありません。
前のキャンプを思い出せること。
次の準備が少し楽になること。
過去の自分が、未来の自分を少し助けてくれること。
誰かが残した経験が、別の誰かの次のキャンプにつながること。
記録することが新しい宿題になるのではなく、Campingを使うことで、キャンプが少し楽しくなる。
そんな場所にしていきたいと思っています。
Webアプリ「Camping」は、現在無料で使えます。
