2018夏の読書感想文課題図書「小学中学年・高学年向け」オススメの1冊

f:id:zubora_mom:20180731110757j:plain

複数ある課題図書の中からどれを選んだらいいのか悩みますよね。

今回は実際に本屋さんへ行き、課題図書の中から厳選した1冊をそれぞれご紹介いたします。

 

 

スポンサードサーチ

夏休み読書感想文 3年4年生向け課題図書

課題図書一覧

課題図書として4冊が指定されています。まずはその4冊を並べてみました。

中学年オススメの1冊

 

上記4冊の中から個人的にオススメの1冊を選ぶとするなら間違いなく「最後のオオカミ」です。

物語の舞台はイギリスからスコットランド、そしてアメリカ。

自分のルーツを探すおじいさんとその孫娘のシーンから物語がスタートします。 

そして見つけたひいひいひいひいひいひいおじいさんが遺した「最後のオオカミ」という回想録。

孤児になった少年が、同じような境遇に陥った絶滅寸前のオオカミの子と生活を共にし、激動の時期を力強く生き抜いていく物語。

物語の盛り上がり、静かな結末は、普段読書をしないような小学生男子でもあっという間に物語に引き込まれる不思議な魅力を持っています。

読了後は、ついつい自分の祖先も知りたくなる欲も芽生えるかもしれません。

夏休み読書感想文 5年6年生向け課題図書

課題図書一覧

高学年オススメの1冊 

こちらのツイート、たくさんのRTありがとうございます!

我が家はファミリーキャンプを趣味としているため、富士山方面によくキャンプに行きます。

富士西湖はこれまでに何度も訪れていて、クニマス展示館もオープンして1年くらいの時に見学したこともありました。

そんな我が家にとって、割と身近な存在となっていた「クニマス」についてのノンフィクション小説が課題図書となっていることを知り、早速手にとってみました。

日本で一番深い湖・秋田県の「田沢湖」が時代の流れにより魚の住めない湖となってしまい「クニマス」が絶滅したと思われていたこと。

その後の個人による文献調査で、田沢湖で絶滅前に富士五湖方面に受精卵が運ばれていたこと。 

「幻のクニマス」を探すために奮闘した一人の男性とその家族や関係者。

多少なりとも「釣り」に興味があり、経験したことがある子どもならば、あっという間にこの物語に引き込まれること間違いなしです。

私は過去にマス釣りなどを経験したことがあり、釣り堀やダム湖にも通ったりした時期もあり、我が家の子どもたちもニジマスやヒメマスについては割と身近な存在でした。

もしも釣りに興味がなくても、西湖や田沢湖に行ったことがある・興味がある人ならば、大人にもぜひ読んでいただきたい1冊です。

生き物好きなお子さんなら、ぜひ課題図書として選んでいただきたい1冊。

絶滅した経緯から再発見までのドラマ、そして未来への思いがこの1冊にギュッと詰まっています。

近年、さかなクンが西湖で発見した「幻の魚クニマス」と言った方がわかりやすかったかな。

スポンサードサーチ

番外編 簡単に読書感想文が書けちゃう反則の1冊

この1冊は親からすると反則レベルの一冊です。

この1冊さえあれば、本を購入せずとも基本レベル以上の読書感想文が書けちゃうくらいの出来です。 

読書感想文を書くのが苦手な子や、読書感想文を書くのが初めてというお子さんの助けになる内容です。

また、この本を用意して取り掛かった方が、バラバラだった考えもまとまりやすく、綺麗な感想文を書けることは間違いないと思います。先生からの評価も高く、読書感想文コンクールでも評価の高いものが書ける確率が上がると思います。

そういった「先生からの評価」や「読書感想コンクールでの入賞」などを目標としているならば、ぜひこの一冊を用意してみてください。

我が家の息子も読書感想文を書くのが苦手ですが、これを使って書かせるとあまりにも綺麗にまとまった感想文になりそうなのと、下手でもいいから自分の本当の感想を自分の言葉できちんと書いて欲しくて、あえて買い与えていません。

先生からの評価が悪くとも、「この夏、息子が自分で感じ取った気持ち」が素直に書き表されている作文を読みたい親のエゴですが。

最後に

幼いうちの読書習慣というのは本当に大切だなあと、大人になってから痛感しています。

私ももっと本を読んでおけばよかった・・。

そんな思いを子どもに押し付けるわけではありませんが、子どもと一緒に「課題図書」を読んでみると、それまであまり読書をしてこなかった息子もつられて読書を始めています。

貴重な夏休み、勉強をたくさんしなさい!とは言わないけれど、読書を通していまこの時期だからこそ感じる気持ちを存分に味わって欲しいなと思っています。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう