今回我が家では春夏用の寝袋をコールマンのすごーく安いものから、モンベルのダウンハガー650#5と850#5、バロウバッグ#5に変えました。
モンベルの寝袋(シュラフ)は高いストレッチ性と軽量コンパクトでとても人気がありますよね。
ストーブを持ち出すようなキャンプの季節も終わり、そろそろシュラフも冬用から春夏用に変えようかな?と考えている方も多いかと思います。
今回購入した3種類のシュラフを早速GWの3連泊キャンプで使用してきましたので、その感想などを振り返り、購入をお考えの皆さまと情報を共有したいと思います。
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シュラフ(寝袋)を春夏用にモンベルの#5に買い替え!
これからの季節用にモンベルのシュラフを買いました。 大きさこんなに違います。 左から バロウバッグ#5 適温下限9度 ダウンハガー650#5 適温下限10度 ダウンハガー800#5 適温下限8度 これまでコールマンの安ーい夏用シュラフ使ってたけど、大きさ全然違いますね! pic.twitter.com/PJcmm6z8AF
— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) 2019年5月2日
秋冬用の暖かいシュラフから春夏用の薄いシュラフに変える時期がきましたね。
キャンプ地の気温にもよりますが、GW頃から春夏用に切り替える人も多いと思います。
GWでもまだまだ雪深い場所や標高が高く寒い場所はたくさんあります。
今回のレビューは最低気温が10度以下にならないことが前提でのお話です。
購入したのはバロウバッグ#5、ダウンハガー#5・650と850
「夏しかキャンプをしない人はモンベルなら#5でいい」という情報が多く、快適温度などの数字だけを見ても春夏向きかな?という印象。
事前にモンベル公式オンラインショップでそれぞれを比較しました。
- バロウバッグ#5:化繊シュラフ。メンテナンスが容易。保温性と快適性を併せ持ち、夏の縦走や秋冬キャンプなどに適したモデル
- ダウンハガー650#5:ダウンシュラフ。快適性とコストパフォーマンスに優れ、夏の縦走や秋冬キャンプに適したモデル
- ダウンハガー800#5:ダウンシュラフ。抜群の快適性と軽量性・コンパクト収納も実現。夏の縦走や秋冬キャンプに適した高品質モデル
それぞれの説明文には「夏の縦走や秋冬のキャンプにも適したモデル」と記載があります。
それぞれコンフォート温度8度〜10度、リミット温度4度・6度と今時期(5月関東)に我が家が行くような一般的なキャンプ場でも大丈夫そうな数字です。
冬用シュラフから比べるとかなり軽量コンパクト!
車の積載問題はこういったダウン系シュラフにすれば一発解決するんじゃないだろうか?と思うほど大きさが違います。
家族全員分、同じようなダウン系シュラフにできれば、積載問題は圧倒的簡単に解決できちゃいますね!
我が家の末っ子の添い寝を卒業できれば家族全員ダウン系シュラフにできるので、それだけで積載問題をもっと解決できそうです。
片付けも詰め込むだけでとっても楽!
小学生の子どもでも自分で使ったシュラフをお片づけできるほど簡単!
ただ詰め込むだけなので、誰でも簡単にシュラフを片付けることができます。
ダウンハガーだけじゃなくバロウバッグもです。
今回のキャンプでは小4次男にシュラフのお片づけをやってもらいましたが「このシュラフなら俺一人でも簡単にしまえる!これならソロキャンプも行けそう」と言って意味不明な自信がついたようです。
最低気温10度以下の朝「寒い」と起きてきた二人はダウンハガー#5
暖かい寒いは個人差が大きい問題なので、あまり断定したお話はできないのですが・・・。
ダウンハガーを使用していた夫と長男、3泊4日のキャンプで全日朝方に「寒い」と言ってもぞもぞ動いていました。
3連泊中の最低気温を振り返る
1泊目の最低気温11.6度、2泊目の最低気温9.7度、3泊目の最低気温7.3度。
いずれも観測地点より標高の高いキャンプ場なので公表されている最低気温よりも1~2度ほど低いと予想されます。
使用した寝袋(シュラフ)の快適温度などは以下の通り。
- ダウンハガー650#5はコンフォート温度10度、リミット温度6度
- ダウンハガー800#5はコンフォート温度8度、リミット温度4度
- バロウバッグはコンフォート温度9度、リミット温度4度
数字だけ見るとどれもさほど大きな差は感じません。
しかし、朝方に寒いと目が覚めたのはどの日もダウンハガーの二人でした。
私は三男と冬用シュラフでぬっくぬくでしたよ!
着ていた服を振り返る
特別薄着で寝たわけでもなかったはずと思い振り返ってみると、トップスだけ厚着してボトムスはスカスカでした。
- トップス(ヒートテック系インナー+長袖トップス+フリースやセーターなどの上着)
- ボトムス(デニム系パンツ+靴下)
まだまだ春先は寝る前にボトムスにもヒートテック系スパッツなどを着用した方が安眠できそうですね。
ちなみに、同じような服装でバロウバッグを使用した次男は「寒くなかったよ」とのこと。
#5くらいのダウン量だと#5の化繊の方が暖かいのか?
最初にも書きましたが、暑い寒いは個人差が大きいのであくまでも参考程度にお考えください。
ダウンハガー#5と比べるとバロウバッグの方が圧倒的に厚みがあります。
もしかするとその差が明け方の冷え込みの感じ方を分けたのかもしれません。
心配な方はタオルケットや毛布を一枚用意しておくといいかもしれませんね。
コンフォート温度とリミット温度
そもそもコンフォート温度とは何?と疑問をお持ちの方もいるかと思います。
メーカーによって表現が違うのもこれですね。
コンフォート温度
モンベルのコンフォート温度は、他メーカーでの快適温度と思って間違いないでしょう。
表記されているコンフォート温度はその下限温度と思っていただくのが間違い無いかと思います。
モンベル公式「一般的に代謝が低く、寒さに耐性が低い人が、リラックスした体勢で寒さを感じることなく睡眠できるとされる温度」
ずぼらママ的見解「上下共にヒートテック系インナー必須で朝までぐっする眠れる温度」
リミット温度
モンベル公式「一般的に代謝が高く、寒さに耐性が高い人が、寝袋の中で丸まった状態で寒さを感じることなく睡眠ができるとされる温度」
起きている状態で代謝が高いのは理解できますが、寝ている状態は代謝が低くなりますよね。
ということは、ずぼらママ的見解「普通の人はかなりガッチガチに厚着をしても寒さで目が覚めることがあるヤバイ温度」となりました。
最低気温が10度以下の時期でも使用したいなら
電気毛布併用+厚着をするのであればリミット温度くらいまではこのシュラフでも大丈夫だと思います。
最低気温がコンフォート温度下限値くらいであれば、上下共にヒートテック系のインナー着用でなんとかなるはず。
最低気温が10度以下なら、なんだかんだ言ってまだ冬用シュラフが安心ではあります。
夏以外は使える冬シュラフの記事はこちら!
大人二人、子ども3人のファミリーキャンプをしていますが、10月〜4月頃まで使用している我が家の冬用シュラフをご紹介します。大人用にはスノーピークのオフトン下限温度3度、子ども用にはコールマンの使用可能温度0度、足元が[…]
さいごに
モンベルの寝袋(シュラフ)が人気の理由「軽量コンパクト・高いストレッチ性」は噂通り本当でした!
全てのシュラフに潜り込んでゴロゴロしてみましたが、どれも軽くて気持ちがいい!そして高いストレッチ性ですが、シュラフの中で手をビヨーンと伸ばしてみましたが、本当に伸びます!
コンパクトについてですが、我が家は5人家族と人数が多いので、車の積載問題に悩まされていました。今回モンベルのシュラフにしたことで大幅に荷物が減り、車内に若干の余裕が生まれました。
費用は高くついてしまいますが、キャンプ場までの移動距離が長ければ長いほど、車内は快適でありたいですよね。
私のように車内の積載問題でお困りの方や、シュラフ選びでお困りの皆さんの参考になれば嬉しいです。