【後編】「アーバンキャンピング朝霧宝山」溶岩露天風呂つき・キャンプ初心者も安心の富士山が見えるキャンプ場に行ってきた!

富士山の麓、山梨県と静岡県の県境付近朝霧高原にある「アーバンキャンピング朝霧宝山」

キャンプ慣れしている方はもちろん、キャンプ初心者の方でも安心して利用できる綺麗なキャンプ場。

前編ではキャンプ場の共用施設(露天風呂やトイレ、シャワーなど)をご紹介しました。

こちらの後編ではテントサイトやちびログなどの宿泊場所をメインでご紹介します。ちびログ内は360度カメラで撮影していますのでぜひご覧ください。

最新レポートはこちら!https://www.zubora-mom.com/202001urbancampingasagiritakarayama/

▼露天風呂などが載っている前編記事はこちら!

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アーバンキャンピング朝霧宝山 シャワー

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アーバンキャンピング朝霧宝山 テントサイトの様子

テントサイトは入り口(マップ左下)から、西サイト、北サイト、南サイト、東サイト、奥にちびログ、グランピングサイトとなっています。

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート
画像出典:アーバンキャンピング朝霧宝山

サイトの広さ

どのサイトを利用してもサイト面積はそれほど変わらないと思います。目安としてはファミリータイプの2ルームテント(ランドロックやウェザーマスター)+車1台で狭すぎない程度。

場所によっては水はけが悪そうなところもあったので、雨の日は水はけに注意が必要かと思います。ただ概ね水はけは良さそうでした。

どの位置からも富士山が見える!

富士山はどの位置からも見えるのですが、隣接するエコプラント工場がどうしても目に入ります。それでも富士山が目の前にあることには変わりないのですが、なんとなくちょっと残念な気もします。私が利用した日はあいにくの濃霧で富士山が全貌を現してくれることがなく、写真が撮れませんでした。

オートサイトからの富士山の眺めがどんなものか気になる方はぜひキャンプ場公式ページでご確認してみてください。こちら:http://www.urban-camping.jp/autosite.html

西サイト:入場してすぐ右手

キャンプ場に入ってすぐ右手が西サイトになります。晴れていると富士山がバッチリ見える場所なのだと思います。

ただし炊事場・トイレまでは遠いです。

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入場口に向かって撮影。西サイトは写真左側の白い車が停まっているあたりから写真手前まで。

北サイト:入場してすぐ左手

西サイトの向かいが北サイト。通路に沿って左側が北サイトになります。

サイトの外側は米久のエコプロジェクトセンター(自社・関連会社から出される食品廃棄物を肥料化する工場)が見えます。特に臭いは感じません。

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポートアーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート
北サイト:地面は小砂利

南サイト:オートサイトエリアのおよそ中央

北サイトの向かいが南サイトです。南サイトの裏は多目的広場とこのキャンプ場のシンボル的な巨大オブジェの船があります。

南サイトAは遊び場の真裏ということで、お天気のいい日は子どもの声が気になるかもしれません。気になる方は南A、Bあたりは避けるのが無難です。逆を言うと、子どもに目が届く位置でもあるのでファミリーにはいいかもしれません。

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南サイトA

西サイトD(ちび小屋付き):南Aの通路を挟んだ向かい

テントも張れて、小屋も利用できるオートサイト。天気の悪い日はタープだけ張って、寝るのは小屋にすればテントが雨に濡れることもなく楽ができます。

または、テントで寝る人、小屋で寝る人に別れてのグループ利用にも良さそう。

本当はここを利用したかったのですが、空きがなく・・・。ちびログとの違いはウッドデッキがあるかないかと小屋の広さぐらいかと。

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建物はまだ新しくとても綺麗

西サイトE:二人専用グランピングテント

テントサイトの隅、少し周りと距離を保った場所にポツンとある常設テント。二人専用のグランピングテントです。写真からもわかると思いますが、薪ストーブがインされています。

ここから毛無山と富士山の両方を見ることができます。

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展望台

雨が降っていたので、私の運動神経と足元に不安があり登りませんでした。

天気がいい日は毛無山と富士山を一望できる素敵な場所かと思います。

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西Eグランピングテントの横にあるのが展望台
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注意書きにあるように、子どもだけで登るのは本当に危険だと思います。親が必ず一緒に登るようにしてください。

東サイト:トイレ・炊事場に近い

東サイトDがトイレや炊事場に一番近いです。施設自体とても新しいのでトイレに近いからといって気になる臭いなどは全くありません。

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東サイトDの位置からA方面に向かって撮影
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東サイトA、Bは多目的広場のすぐ近く

子どもの遊び場

このキャンプ場のシンボル的な船。この船に登ったりして遊ぶことはできません。

船のすぐ下側に砂場。シーソー。滑り台があります。

そのほか、幼児が喜ぶ乗り物系がたくさん!ストライダーもありました。

用意してあるおもちゃ的に対象年齢は小学生未満という感じですね。小学生以上と小学生以下が一緒の空間で思い切り遊ぶには案外危険が伴うのですが、ここなら小学生以上の子が遊ぶような環境ではないので比較的安心して幼児を遊ばせることができそうです。と言っても、親の目は必要です。車の通路が目の前ですのでくれぐれもご注意ください。

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子どもの遊び場はテントサイト側にあります。
アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート
ストライダーもありました。

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ちびログ

アーバンキャンピング朝霧宝山にはちびログが3棟あります。いずれもペットOK(小型犬)。犬連れキャンパーとしては嬉しいです。

ただし利用に際して注意することがいくつかあります。

ちびログ利用の注意点

  1. ウッドデッキではガスのみ使用可能(炭火での調理はNG)
  2. 炭火での調理・BBQはちびログ前のテントスペースで(タープやテント設営可能)
  3. ウッドデッキから出入りできない。ウッドデッキとテントスペースは逆方向。
  4. 基本的に車の侵入不可(10m前後の距離を荷運びする必要あり)
  5. トイレまで少し距離がある
  6. 室内にエアコンなど冷暖房器具は無い

と、最初に少しネガティブなことを書きましたがとても綺麗で過ごしやすい施設でした。

それではちびログ内の様子をご紹介していきます。

ちびログの外観

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート ちびログ
左からちびログB、C
アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート ちびログ
ちびログC
アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート ちびログ
ちびログAの前はこんもりした丘

ちびログAとBにはブランコ付き

ちびログAとBのみですが、スケートボードをリメイクしたブランコがちびログ入り口前にあります。

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート ちびログ

ちびログCはブランコが無い分、ちびログ周りの林間スペースが広めで、そこにハンモックを張れるチェーンも用意されていた記憶があります(写真が残っていなく記憶が曖昧ですみません)。

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート ちびログ
ちびログB 写真右手前あたりの木にハンモックを吊るせるようになっていたような

室内の様子

やはり施設が新しいだけあってとても綺麗な室内です。

室内には特に家具などは無いので、小さなテーブルなど必要に応じて持参するのもいいかと思います。

#アーバンキャンピング朝霧宝山 ちびログ 室内 – Spherical Image – RICOH THETA

ウッドデッキの様子

ウッドデッキでの調理はガスしか使用できませんが、お湯を沸かしたり、簡単な料理を作ったりするにはガスで十分でした。

テーブルとベンチが備え付けなので、ちびログ内だけで過ごす分にはファニチャー系(イスなど)を持ってくる必要はなさそうです。

ただし焚き火や炭火焼き肉などをする際はウッドデッキではなく、ちびログ前のテントスペースになるのでイスやテーブルなど一式が必要になります。天気に応じてタープも。

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート ちびログ
ちょっと散らかっていますが、ウッドデッキでの作業イメージはこんな感じです。

#アーバンキャンピング朝霧宝山 ちびログ デッキ2 – Spherical Image – RICOH THETA

#アーバンキャンピング朝霧宝山 ちびログ デッキ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

そういえば、朝方にネコが物色しにきました。食べ物などの出しっ放しは危険かと思います。ご注意ください。

ちびログ前のテントスペース

ウッドデッキで炭火焼肉や焚き火ができなくてもテントスペースがあるので大丈夫!

テントスペースの広さはスノーピーク・ヘキサタープLを張れるくらい。

サイズの目安は以下をご覧ください。

スノーピーク ヘキサタープL
引用:スノーピーク

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート
スノーピークIGTと接続できるテーブルを展開してもスペースにゆとりがありました。写真はIGTの基本のテーブル

利用した感想

この週末はどう頑張っても晴れることはない完全な雨予報だったので、テントを諦めちびログを利用しました。

ウッドデッキでの焼肉はできませんでしたが、タープが張れるエリアがあったので特に問題はありませんでした。でもそれならウッドデッキから出入りでき、ウッドデッキの目の前で焼肉や焚き火ができると何かと便利そうではあります。

それでも特に大きな不便はありませんでした。

ちびログから一番近い炊事場は露天風呂の横にある炊事場です。お湯も出るので非常にありがたいのですが、屋根が若干足りず、カッパを着ながら洗いました。完全に屋根付きの炊事場は前編でも紹介したトイレがある場所です。雨が強い場合はそちらに行った方が良さそうでした。

トイレまでも少し距離がありますが、それほど遠くはありません。少しでも近いのがいいならちびログAがいいかと思います。

そうそう、どうしてなのかわかりませんがびっくりするほ大量にウスカワマイマイという小さめのカタツムリがログに張り付いていたり、近くの葉っぱや木に大量にいました。

と、ここまで不満が多いような感想になってしまっていますが、そんなことは全くなく、室内も綺麗でとても快適に過ごせました。

ちびログの目の前には桜の木がたくさんありましたので、春にはお花見キャンプができる素敵な場所だと思います。

グランピングエリア

グランピングテントは全部で3つ。こちらはペット不可です。

さすがグランピングとだけあって、用意されているものは立派です。

アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート
ウッドデッキの上に大型テント
タープも豊富にありました。
アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート グランピング
虫の苦手な方には嬉しいカヤ付きタープ
アーバンキャンピング朝霧宝山 キャンプレポート グランピング
これは高価なガスグリル!

室内の様子はキャンプ場HPよりお写真をお借りしてきました。

アーバンキャンピング グランピングテント内
画像出典:アーバンキャンピング朝霧宝山

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後編 さいごに

後編ではテントサイトなど宿泊施設をメインにご紹介しました。

天気の条件が良ければ富士山がドーンとどの位置からも見える素敵なキャンプ場だと思います。

前編でも言いましたが、ここはオープン3年ほどの新しい施設。トイレもシャワーもお風呂も全てがまだまだとても綺麗で、設備も整っています。キャンプにまだ慣れていない方、これから初めてキャンプをするという方にもぴったりな場所です。高規格キャンプ場が好きな方にもおすすめのキャンプ場でした。

そうそう、ブヨがいましたのでお気をつけください!

それでは、ぜひ次回のキャンプ場候補に入れてみてくださいね。

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