キャンプで使うランタンは色んな種類がありますが、私の最近のお気に入りはオイルランタンです。
フュアーハンドランタン276を購入してからすっかりオイルランタンの灯りにハマっています。
ところで皆さんはオイルランタンの燃料は何をお使いでしょうか?
私は今のところ灯油を使用していますが、点火時の煤(すす)が気になりだしました。
ということで、パラフィンオイルの使用を検討しているのですが、灯油を入れたタンクにパラフィンオイルを入れていいのか、芯はそのまま使っていいのか、などを調べてみました。
オイルランタンを購入しようとお考えの皆さま、オイルランタンの燃料を変えようか悩んでいる皆さまの参考になれば嬉しいです。
スポンサードサーチ
オイルランタンの煤(すす)掃除
私のオイルランタン「フュアーハンド276」
アウトドアショップでペトロマックスの横に並べられていたフュアーハンド276。
「灯油が使えるんだ〜。冬キャンプにいいねえ」と衝動買い。
燃料漏れはするのか。対策も。
燃料が漏れると聞いていましたが、満タンにして20時間くらいもつということだったので逆算してタンクの半分よりちょっと多いくらいまで入れたりしてます。
そうすれば使用後も漏れるような量が残りませんし、まあ万が一使用中に燃料切れを起こしても追加すればいいだけなので楽です。
灯油タンクに戻すのもなんだか煩わしいですもんね。最初から使用時間を逆算して足りる分くらい入れておくのが片付けも楽です。
灯油は煤(すす)がすごい
冬キャンプは石油ストーブを使用するので「ランタンも灯油がいいよね」と、ペトロマックス同様、フュアーハンドランタンにも灯油を使用しています。
しかし点火時の煤が凄い。ススが出にくくなるように点火してからグローブを元に戻す時間を素早くしてみたり、点火時に出す芯の長さをかなり短くしてみたりと工夫を重ねていますが、それでもやっぱり上の傘、グローブの一部分にはススがついてしまいます。
オイルランタンについた煤の落とし方
グローブが煤だらけだと光量にも影響が出てしまいますし、見た目的にもちょっとばっちいですもんね。
基本、そんなに汚れを気にしないタイプなのですが、あまりにもひどくなってきたらお掃除します。せざるを得ないというか・・。
初めての煤掃除の時はどうしたらいいのかわからず、ティッシュや布を水で濡らして拭いてみたり、洗剤のいらないスポンジでおなじみの激落ちくんスポンジを使ってみたり、色々やりました。
結果、今のところ以下の方法で落ち着いています。
- グローブの掃除は「灯油」で拭き取る
- ボディの掃除は「激落ちスポンジ」
オイルランタンの燃料は灯油かパラフィンオイルか
「灯油が使えて便利です!」というレビューを多く見かけ、盲信的に灯油を使っていましたが先にも書いた通り煤の掃除が面倒なずぼらな私。
オイルランタンという名前の通り「オイルは使わないのかな?」とふと懐疑的になりまして調べてみました。
どうして最初から気がつかなかったのか、私の情報収集力の低さが露呈しています。
オイルランタンで使用できる燃料
灯油、パラフィンオイルが使用できます。
灯油の特徴
- 引火点40度以上、ガソリンよりも揮発性は低い
- 石油系独特の臭いが気になる
- 煤が出やすい
- 1Lあたり100円以下と安価
家庭用として使用する灯油は白灯油と呼ばれているそうです。普通にガソリンスタンドで購入できる灯油のことですね。ちなみに工業用の灯油は茶灯油というものだそうです。
引火点が40度以上とガソリン(-40度)やアルコール(11度)よりも高く、揮発性も劣るので割と安心して使用できます。
ただし先にも書きましたが、煤がけっこう気になります。
パラフィンオイルの特徴
- 引火点95度以上、非揮発性
- ろうそくのロウ(パラフィン)が原料
- 臭いが少ない(灯油のような石油系の臭いがない)
- 灯油と比べて圧倒的に煤が少ない
- 1Lあたり1000円以上と高価
- 灯油よりも暗くなる
パラフィンオイルは、ろうそくが常温でも液体になっているものと考えておいてほぼ間違い無いでしょう。
特徴として引火点が95度以上と高いので扱いやすく、灯油のように手についても臭いはしませんし、手が荒れる心配もありません。
灯油を触るの嫌だ〜という人や、石油系燃料を扱う自信がないという人でも苦なく扱えるのがパラフィンオイルですね。
パラフィンオイルと灯油は混合できる!
なんと灯油とパラフィンオイルは混ざってしまっても平気!!(間違ってもガソリンは入れないでくださいね!)
ということは、オイルランタンの燃料を灯油からパラフィン、パラフィンから灯油に遠慮なく変更できるということですね!
パラフィンオイルは灯油と比べると高価なので、灯油と混ぜてパラフィンオイルを薄めて使用している方もいます。
ただしパラフィンオイルのいいところである「煤が出にくい・臭いが少ない」という特徴が霞んでしまいますが、燃料タンクで混ざりあっても爆発したりなどの心配はないのだそうです。
これで心置きなく私のフュアーハンドランタンの燃料をパラフィンオイルに変更できます。
灯油からパラフィンオイルにする際の注意点
灯油からパラフィンオイルに変えたところで、芯も変えないと芯に残留していた灯油成分がなくなるまで煤は出てしまうそうです。
灯油からパラフィンオイルに変更する際には、芯も一緒に交換してあげると煤が出にくいようです。
フューエルハンドランタンの芯の取替え方法は比較的簡単なので、女性でもそれほど苦なく作業できるはずです。(ただのおばさんの私でもできました!)
こんにちは、ずぼらママです。10月1回目の2泊3日のキャンプでは、薪や炭以外はガスのみという燃料縛りを設けてキャンプをしてきました。そこで気がついた「いいこと・悪いこと」を、ただただ書いていこうと思います。 今回のキャンプ […]
ソトシルで読む こんにちは、ずぼらママです。みなさん、テント内の照明はどうしてますか?テントの外ではガスランタンやガソリンランタンを使用している人も多いかと思います。でもテント内はどうしてますか?ガスラ[…]
こんにちは、ずぼらママです。 これからの季節のキャンプには虫よけアイテムが必須ですね。虫よけアイテムの代表的存在は「蚊取り線香」のような渦巻タイプの蚊やりです。 煙の出ない虫よけアイテムとして「ワンプッシュで虫を寄せ付けない[…]
スポンサードサーチ
オイルランタンの沼・・・
キャンプがすでに沼すぎますが、キャンプギアであるオイルランタンもかなりの沼ですね。
もう一つオイルランタンと、それにオイルランプも欲しくなってきました。欲を言うなら古いオイルランタンが欲しい・・・。しかしヴィンテージ系は高い。
で、オイルランプは色々と素敵なデザインのものが多く目移り必至です。見てるだけでも楽しいです。
DIETZ(デイツ)のハリケーンランタン78赤金を注文
見た目的にはフュアーハンドに似ているのですが、どうしても欲しくなっちゃいました。
綺麗に整備されたヴィンテージものも狙っていたのですが、どれをどういう基準で選んでいいのかわからず、高いのに使えなかったりしたら嫌だなと思い新品を買いました。
3580円(2019.2月時点Amazon価格)と手を出しやすい価格なのも大きな魅力ですよね。
持ち運びのケースは
高さ約26.5cmと1.5Lペットボトルよりちょっと小さいくらいの可愛いサイズ。
スノーピークのシェルフコンテナ50にぴったり収まる高さです。ちなみにフュアーハンドランタンも同じくらいの大きさでシェルコン50に入れて持ち運んでいます。
2018.2.19 投稿2018.6.13 使用した感想を追加しました。キャンプ道具の持ち運び、皆さんはどんなものを使用していますか?我が家ではこれまでずーっとホームセンターでよく売っているRVボックスと野菜[…]
最後に
自分が使用しているフュアーハンドの燃料を灯油からパラフィンオイルに変えたくて色々調べたことをまとめてみました。
ガソリンランタンやケロシンランタンの取り扱いが不安!という方や、ちょっとおしゃれなランタンが欲しいなという方にとってもおすすめなオイルランタン。
ガソリンやガスと違う炎も楽しめるので、オイルランタン未体験の方にもぜひ試していただきたいランタンです。
デイツの78赤金、届くのが楽しみです!
▼こちらの記事もどうぞ!
ソトシルで読む 10月17日発売、時間を楽しむBALMUDA(バルミューダ)ランタン。購入予約をしていたのですが、発売日よりも前に届いたので最速でレビューいたします!気になっていた方、要チェックです。BAL[…]
こちらの記事もおすすめ!
数人でキャンプに行ったり山に行ったりする中で、狙い撃ちされているかのように一人だけ刺されまくる人っていますよね。みんな同じように長袖・長ズボンをして同じ虫よけスプレーをしているのに、どうしてなのかその人だけ刺される。それも1ヶ所2ヶ[…]