2021年6月21日、記事の更新、最近使用した話の追記をしています。
スタンレーの水筒は高確率でベテランキャンパーが持ち歩いている!という記事を書きましたが、その実力は本当なのか、実際に私が持っているスタンレーマスター真空ボトル1.3Lを使用し実証実験をしてみました。
結論から言うと、4日(正味62時間)経ってもなお氷は溶けきらずに形を残していました。これなら連泊キャンプでもいつでも冷たい飲み物を楽しめますね!
さあ、それでは実験内容を一緒に振り返ってみましょう。
▼前回のスタンレー記事はこちら
こんにちは!ほぼ毎週キャンプに出かけているバーベキューインストラクター&ファミリーキャンプ歴10年の万年ゆるいキャンパーずぼらママです。長い梅雨が明け、今年もとうとう夏がやってきましたね。キャンプでもキンキンに冷えた飲み物が欲しくな[…]
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実験!スタンレーの保冷力を調べよう!
▼使用するスタンレー真空ボトルはこれ
約4日に渡って実際に使用してみた経過報告です。ただなんとなく使用しているのとは違い、実験というスタンスをとったことによりスタンレーの実力を思い知るいい経験になりました。これで胸を張って皆さんにスタンレーをおすすめできます!
それでは実験内容の振り返りを始めましょう。
前提条件
- スーパーで購入した普通のロックアイスを使用
- 使用する場所は一定ではなく、行動に合わせて、キャンプ場、家の中、車の中と様々な場所に持ち歩いた
- 氷がなくなるまで実際に使う(開閉頻度など実際の使用条件に近づけるため)
- 実験中の外気温は最低21度くらい〜最高32度くらい
- 実験素人・文系脳の単なる興味なので理系の人ごめんなさい
実験開始(1日目17時30分)
キャンプ場到着前にスーパーで購入したロックアイス。スタンレーマスター真空ボトル1.3Lの8分目くらいまで氷を入れました。
スタンレーに氷入れてどのくらい持つか実験スタート🧪 スーパーのロックアイスを8割ほど入れています。 17:30 開始 pic.twitter.com/TB6YUFwxTx
— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) July 26, 2019
なにっ!?大きい氷が入らないだと!!
スタンレーマスター真空ボトル1.3Lの口径は53mm。なんとギリギリ大きなロックアイスが入りません。この53mmに入るサイズの氷を選んでボトルに入れるのは、手も冷たくなりなかなか面倒でした。
真空ボトルの口径53mmに対して、グロウラーの口径は60mm。
これから氷を持ち運ぶために購入する方はグロウラーの方がおすすめです。
ただし自宅の冷蔵庫で作った氷なら真空ボトルでも問題なく入りますので、コスパ的に自宅で作った氷しか持ち歩かないという方なら真空ボトルでもいいかと思います。
この実験で使ったタイプは冷たい飲み物を入れたり、冬キャンプでは熱いお湯を入れて使っています。
▼実際に買い換えたグロウラーはこれ
1日目21時30分(4時間経過) まだまだ溶ける気配なし! (溶けた水30cc)
たった4時間しか経っていませんのでまだまだ余裕な様子。氷の形も崩れていないし、溶けた水も大さじ2もないくらい。
21:30 ほぼ溶けてない
溶けた水は2枚目 ほんのちょっとだけ pic.twitter.com/8FxblmLa2r— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) July 26, 2019
しかしスタンレーに入りきらなくクーラーボックスに入れておいたロックアイスは、氷の形さえまだあれどかなり溶けてきています。
ちなみにこのクーラーボックスは真空パネルが底に入ったそこそこ高級な釣り用タイプです。
2日目8時30分(15時間経過) 少しずつ溶けてきたかな?ってくらい (溶けた水の総量80cc)
約半日経過したので多少は溶けているかと思いきや、全然溶けてなくてびっくり!
溶けた水は50ccくらい。
これはすごいわとジワジワ思い始めたのもこのくらいから。
8:30
溶けた水50cc
ほとんど溶けてません pic.twitter.com/kQ4YcGN69D— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) July 26, 2019
2日目15時10分(21時間40分経過) 暑い車内に放置していたのにそんなに溶けてない!(溶けた水の総量130cc)
一泊目のキャンプ場を11時前くらいにチェックアウトし、2泊目の次のキャンプ場に着いたのが12時すぎくらい。
そこから暑い車内に2時間以上放置し、15時頃に外に出してチェックしてみたのがこちらのツイート。
当時の外気温は28度くらい。おそらく車内は50度以上だったと思います。
それでも全然溶けていなく、溶けた水は50ccもない。
15:10 やっぱり全然溶けてない
2枚目は溶けた水50ccもない pic.twitter.com/VBzIzpHYoE— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) July 27, 2019
3日目8時40分(39時間10分経過) 溶けているものの、想像以上の溶けなさ具合に驚き!(溶けた水の総量200cc)
2日目のデイキャンプを終え、自宅に戻って一晩明けた朝。前の晩に氷を使い総量が減り、ボトル内の空間が広くなりましたが、それでもあまり溶けていませんでした。
この時点で、ツイッターで溶けた水は100ccくらいと書きましたが、おそらく70ccもないくらい。
3日目 8:40
途中氷を使い総量減りましたが、やっぱりあまり溶けてません。
2枚目 溶けた水100ccくらい pic.twitter.com/tl9jiHTJWL— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) July 27, 2019
まだ氷が半分以上残っていたので実験続行。
4日目7時50分(62時間20分経過) 全然溶けなさすぎてすごいしか言えない(溶けた水の総量260cc)
金曜午後にスタンレーに氷を入れてから3回目の朝(日曜日)。経過時間的には2日と14時間20分。
この間に溶けた水は60ccくらい。
またまた前夜にだいぶ氷を使いほんの少ししか残っていませんが、それでもまだ氷は形を残し溶けきっていることはありませんでした。
連泊キャンプでならおそらく途中でもう一回氷を足しているでしょうから、氷を全然使わず実験を続けていればまだまだ氷は余裕で残っていたことと思います。
途中で一度も氷を追加することなく使用を続けてもこれだけの結果というのは本当にすごいことだと思います。
4日目 7:50
昨夜氷をたくさん使い総量がぐっと減りましたが、残り少ない氷でもまだまだ残っていました。
溶けた水は60ccくらい
これにて実験終了とさせていただきます!
あとで使い勝手なども含めて記事にまとめます^_^ pic.twitter.com/u3XvdyOlaA— ずぼらママ@キャンプブログ (@zubora_mama) July 28, 2019
まとめ
実験結果
氷を入れてから実験終了までの62時間は確実に持つということが証明され、スタンレーはさすが実用一点張りのアメリカロングランブランドという結果になりました。
でもロックアイスを入れるならこちらがおすすめ。
実験を終えて
実験開始時は正直ここまで氷が残るとは思っていませんでした。だいたい2泊3日持てばすごいんじゃない?というくらい。
ですが想像をはるかに超え、スタンレーの真空ボトルは真夏の3泊4日のキャンプにも耐えうる保冷力ということが実証されました。
これまで冬キャンプの保温ポットとしてしか使用していませんでしたが(保温力もすごい)、「年間を通して使用できるすごいやつ」認定させていただきます。
夏キャンプも氷を入れて持ち歩こうと思います。
使い勝手
最初にも述べましたが、スタンレー真空ボトルは口径が53mmと少々狭め。大きいロックアイスは入りません。大きいロックアイスを入れたいならグロウラーがベストです。
一応衛生的には何日も同じ氷を入れて開け閉めするのはよくなさそうですが、
グロウラーを2つ用意して、1本には氷、2本目には氷とお茶(カルピスなんかもいいですね)を入れてキャンプに持っていけるのが理想かも。
あるいはグロウラーにはキンキンに冷えたビール(フジヤマビールなど)を入れたいなと考えています。
まだ購入を悩んでいる人へ
これからの真夏キャンプにはぜひとも持っておきたい優秀キャンプギア。これだけ冷え冷えを維持できる水筒はそうそうありません!
もしも価格で悩んでいるのであればコストコへ行ってみるといいでしょう。グロウラーなら4000円台くらいで購入できるはずです。
あるいはこんなに高性能じゃなくてもいいんじゃない?と思っているあなた。「大は小を兼ねる」ではありませんが、飲み物や氷が冷えすぎて困ることはありません。
使いたいときに溶けていた・ぬるかったでは悲しみが深いです。スタンレー、一つくらい持っていても損はしないのではないでしょうか。
購入を悩んでいるなら買ってみては?後悔することはないはずです!
余談ですが、スタンレーからはウォータジャグも発売されており、私も実際に数年間使用していました。このウォータジャグにも氷を入れておけば分厚いウレタンフォームが入っているのでしばらくの間は冷え冷えの飲み物が楽しめそうです。
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今年もグロウラーのお世話になる時期がやってきた!2021年6月追記
そろそろ夏キャンプの準備をしたくなる時期ですよね!
ここ数年はなかなか気軽にキャンプに行ける回数が減ってしまいましたが、お仕事の兼ね合いもありたまに出撃しております。
先日もお仕事でキャンプをしてきたのですが、やっぱりグロウラーの氷の保存力はすごい!
氷がいつまでも溶けないというのは最高ですね。
いつでもキンキンに冷えたハイボールやチューハイ、サイダーやコーラ、冷たい麦茶を楽しめます。
キャンプブームが何年経過しても「グロウラーは買って間違いない道具の一つ」だと自信を持っておすすめできます。
▼こちらの記事もどうぞ!