【冬キャンプ対策2】あったかインナーウェア・肌着の選び方(ヒートテック編)

冬キャンプは、インナーウェアで寒さ対策もバッチリ!

インナーウェア あったか肌着 防寒

出典:いらすと屋

冬キャンプは寒さ対策も肝心ですが、みなさん、インナーウェアはどんなものを選ばれていますか?

今回はあったかインナーウェアとして代表的なユニクロ、無印、モンベルのあったかインナーウェアについて、おすすめの選び方をご紹介いたします。これさえ読めば、自分はどれを選べばいいのかがわかるはず! ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずはユニクロの代表製品「ヒートテック」からご紹介します。

安くてとにかく暖かいユニクロ「ヒートテックシリーズ」

ユニクロ ヒートテック

出典:ユニクロ

あったかインナーの代表格と言っても過言ではないユニクロのヒートテックシリーズノーマルタイプ、極暖、超極暖と3種類に分かれており、その中でも特に暖かいのが「超極暖」なのは皆さんも百も承知かと思います。

セール中だと790円から購入でき、赤ちゃんから大人までサイズが豊富なのも魅力的なヒートテック。発売開始からユーザーの声を反映し続け、常に進化し続けるヒートテックシリーズは、アウトドアを問わずみんなに大人気のアイテムです。でも、ノーマル・極暖・超極暖の3種類はどう違うのでしょうか?

ノーマル、極暖、超極暖。この3種類は何が違うの?

まずはヒートテックを簡単におさらいしてみましょう。

通常タイプ「ヒートテック」:吸湿発熱、保温、抗菌防臭、ドライ、形状保持、吸湿放湿を備えた高い機能性。通常価格1290円〜
「ヒートテック極暖(エクストラウォーム)」通常の「ヒートテック」よりも約1.5倍暖かい肌面にSUPIMA®コットンを100%使用し、肌当たりがやさしい。※肌面以外の生地は、通常のコットン及びアクリル等の繊維。通常価格1990円〜
「ヒートテック超極暖(ウルトラウォーム)」通常の「ヒートテック」よりも約2.25倍暖かい「超極暖」。吸湿発熱、保温だけでなく、吸湿放湿なども兼ね備えた高機能素材。肌面は密度が高い、ふわふわとした起毛素材(コットンではない)。通常価格2990円〜

これらを踏まえた上で、これまでのキャンプ歴十数年で数々のヒートテックで挫折を味わってきた筆者がおすすめの選び方をご紹介します。

コスパ重視なら「通常タイプのヒートテック」

ユニクロ ヒートテック

出典:ユニクロ

上下合わせて家族全員分を購入しようと思うと、通常タイプのヒートテックが一番お得ですよね。通常価格1,290円。セール期間だと、一枚あたり790円〜990円で購入できるので、上下合わせて購入しても1,580円です。これが家族4人分となると、単純計算で6,320円となりますね。

<ヒートテック通常タイプ>
通常価格1,290円→セール期間中790円
上下購入 1,580円
家族4人分 6,320円

ただしヒートテックには欠点が…

それは、肌がとにかく乾燥する!!ということです。わかっていてもこの価格に釣られてついつい購入してしまうのですが、着用するとやっぱり肌の乾燥がひどい。脱いだ直後、いや、着用している段階からスネや腕に痒みが走り、気がつけば湿疹のようになっていることもある筆者(最近は血も出てました)。

特に乾燥シーズンでもある冬という季節。焚き火の前で暖まり続けることで肌の乾燥を増長させます。さらに、ヒートテックの吸湿発熱という肌の表面の水分を容赦なく奪っていく機能。

(乾燥のイメージ) 出典:いらすと屋

肌年齢も実年齢も上がってきている人をこれでもかというほどに痛めつける素材だと、筆者は感じています。

それならば!と、乾燥肌の方にも刺激が少ないものがこちら。

乾燥肌が気になるなら肌面がコットン100%「ヒートテック極暖(エクストラウォーム)」

ヒートテック 極暖 エクストラウォーム

出典:ユニクロ

通常のヒートテックよりも約1.5倍暖かく肌面がSUPIMA®コットン100%と肌に優しい「ヒートテック極暖」。通常価格1990円と通常タイプから比べるとまあまあお高くなります。それでもセール期間中は1490円と500円もお得になります。上下で購入すると2980円。家族4人分だと11,920円。通常タイプと比べると5600円ほど割高に。

<ヒートテック極暖>
通常価格1,990円→セール価格1,490円
上下購入 2,980円
家族4人分 11,920円
通常タイプとの差 5,600円

通常タイプと比べるとお高いのが気になるところではありますが、乾燥肌が気になる方には、肌面がコットン100%の極暖をおすすめします。吸湿発熱素材が直接肌に当たらないという、たったそれだけのことでまあまあマシです。これまでヒートテックインナーを着ると痒いと感じていた人でも、極暖なら大丈夫という人も多いのではないでしょうか。実際、数時間外出程度なら、通常タイプよりも痒みが抑えられています

ちなみに我が家の息子3人のうち2人は、ヒートテックでちょっと痒くなると言っていましたが、極暖に変更したところ痒みが落ち着きました。

でも、40代の乾燥した私の肌には長時間着用はダメでした。どうして…? 私もコスパのいいものが欲しい(泣)

とにかく暖かいものが欲しいなら「ヒートテック超極暖(ウルトラウォーム)」

ユニクロ ヒートテック超極暖 ウルトラウォーム

出典:ユニクロ

もはやアンダーウェアとは言えないほどに極厚生地の「ヒートテック超極暖(ウルトラウォーム)」。通常価格は2,990円とユニクロの普通の服と同じレベル。セール期間中だと1000円お得な1,990円というケースも。それでもいつものヒートテックから比べると高額なので、「ヒートテックでこの値段か」と一瞬躊躇しますよね。

<ヒートテック超極暖>
通常価格2,990円→セール価格1,990円
上下購入 3,980円
家族4人分 15,920円
通常タイプとの差 9,600円
もうこれだけ価格が違うと、特に寒がりさんの分だけ購入でもいい気が…。

でもこのヒートテック超極暖は、もはやヒートテックじゃない。普通に生地が厚い長Tのような感じです。そう思ったら、そこまで高額じゃないのかなとも感じてきます。実際、展開されているカラーもインナーというよりも長袖Tシャツのように着用できるカラーとなっていますよね。

さて、キャンプでの着用はどうだったかというと。。。

冬キャンプの就寝中、特に朝方の冷え込みがつらくて「超極暖」を購入したのですが、とっても暖かい!!うーん!これはいい!

そう、乾燥肌じゃないならね!

というわけで、乾燥肌で痒くなって、気がついたら掻きむしって血も出ているような筆者には無理でした。(ほんと、わかっていながらヒートテック着て乾燥肌が増長されるっていうね。悲しい。)

スポーツ観戦で半日程度の短時間の着用などであれば、それほど乾燥に悩まされないとは思いますが、キャンプのように朝から翌日の朝まで24時間以上着用しているような場合は要注意です。

結論:乾燥肌に悩んでいるなら肌面コットンの「ヒートテック極暖」がおすすめ

ヒートテック 極暖 エクストラウォーム

出典:ユニクロ

というわけで、ユニクロのヒートテックシリーズの考察、おすすめの選び方をご紹介しました。

次の記事では、ヒートテックだと肌の乾燥の悩みは払拭できない!!という人向けに、無印、モンベル製品をご紹介していきます。

次回記事更新まで、もう少しお待ちください!

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