お気に入りの服が火の粉で穴だらけになる前に用意しておきたい焚き火ウェア。
最近キャンパー界隈で人気なのがワークマンの焚き火ヤッケ(アノラックパーカー)ですね。
安いので購入しやすいのが魅力の一つですが、機能や着心地としては作業着の域を脱せない感も・・。
そこでもう少しオシャレで機能的なものが欲しいとお探しの方におすすめなのがこちら。
Wild-1(ワイルドワン)オリジナルブランドCALL OF THE WILD(コールオブザワイルド)のキャンパーズポンチョ。
前面フルジップで下からもジップアップでき、脱ぎ着がしやすく軽量。男女、キッズと各種ありカラーも豊富です。
これから暑い季節になるとはいえ、標高が高い高原でのキャンプには長袖(羽織りもの)は用意した方がいいアイテムの一つです。
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Wild-1(ワイルドワン)・CALL OF THE WILDのキャンパーズポンチョ

サイズやカラーが豊富

私が店頭で確認した範囲でのご案内ですが、写真のデニム、マスタードに加えて、タンカラー、ブラックがありました。計4色。
サイズは男性用フリーサイズ、女性用フリーサイズ、キッズ用フリーサイズの3種類。
男女の差は身幅と着丈です。
女性用フリーサイズは身長160cmの私が着用してちょうど膝が隠れるくらい。男性用フリーサイズは身長174cmの夫が着用してちょうど膝くらい。
小柄な男性だと女性用でもいいかもしれません。男女どちらも同じデザイン、同じカラー、ユニセックスなポンチョなので、サイズ表記の男女に左右されず自分に合った方を選ぶことができますね。
素材は火の粉に強い「綿100%」

焚き火ウェアのマスト項目である素材「綿100%」
化繊素材のウェアで焚き火をしていたら火の粉が飛んで穴が空いてしまった・・・という悲しい目に合わないためにも、用意しておきたいアイテムです。
しかもこのキャンパーズポンチョは軽量なので、夜間の冷え込みのちょっとした羽織りものとしてもちょうどいい薄さ。
ただし、綿100%だからと言って「燃えない」わけではなく、化繊素材のものと比べて「燃えにくい・火の粉に強い」という認識が大事です。
何と言っても着脱しやすい前面フルジップ、下からもジップアップできる優れもの!

通常のポンチョはフルジップタイプではなく着脱が大変です。正直ワークマンのアノラックパーカーも脱ぎ着がとてもしにくく面倒でした。
キャンパーズポンチョならフルジップなので脱ぎ着が楽ですし、下からもファスナーの開閉ができるので足回り、お腹周りのもたつきも使用状況に合わせて自在に変更可能です。

ポケットが豊富







ポンチョの袖口サイズの変更もバッチリ
そで下にボタンが4つ付いていて、着ている服や体の動きに合わせて袖口のサイズ変更やウエストの絞り具合も変更できます。
これを着たまま洗い物をすると袖口が濡れてしまいそうな気がしますが、このボタンを全て外せば袖口をめくり上げることができるので濡れる心配もありません。
作業や衣服の重ね着具合に合わせた調整ができるようになっています。

秋からの着用にぴったり!
6月末の雨降る肌寒い朝霧高原キャンプで使用しました。
気温20度前後での着用でしたが、ちょうど良い生地の厚さです。長袖Tシャツ1枚でなんとなく肌寒いという時にぴったり。

もちろん真夏の昼間に着ていたら暑いこと間違いありませんが、高原や盆地などキャンプ地によっては夜に冷え込む場所もあります。
中には日中の気温が30度でも夜には15度以下まで下がるケースもあります。特に北海道などでは昼と夜の温暖差が顕著です。
そんな時にこのポンチョが一枚あれば安心。
生地も厚すぎず薄すぎず軽くて着やすく、9月以降にぴったりなポンチョ。
本格的な寒い時期には中にダウンコートなどを着込んだ上にポンチョを羽織ることもできます。
本格的な羽織りもの季節到来前に購入しておくと、手に入りにくいということもなくていいですね。
年間を通して着用できる優れものだと思います。
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ワークマン・アノラックパーカーとWild-1・焚き火ポンチョ(キャンパーズポンチョ)を比較
話題のワークマン焚き火パーカー(アノラックパーカー)と比較してみましょう。
実際に着用した個人の感想です。
価格
ワークマンのアノラックパーカーは1900円。対するワイルドワン・キャンパーズポンチョは6900円。(いずれも税別)
値段は5000円の差がありますが、素材感もデザインも圧倒的にキャンパーズポンチョがおしゃれ。
例えるならコスパ重視のgu(ワークマン)と着心地・素材にもこだわる無印(ワイルドワン)という感じでしょうか。
着心地
どちらも着用した感想としては、圧倒的にワイルドワンのキャンパーズポンチョがおすすめです。
フルジップかハーフジップか
フルジップタイプのキャンパーズポンチョに比べ、ワークマンのアノラックパーカーは胸までのハーフジップ。脱ぎ着には圧倒的な差が出ます。また、寒暖の調整もフルジップが圧倒的に有利。仮にワークマンのアノラックパーカーがフルジップになったとしたら、普通のパーカーになってしまいアノラックパーカーであることの魅力が半減してしまう気もします。
モタつき
屈んで作業をするときや、椅子に座った時のお腹周りのモタつきもキャンパーズポンチョの方が調整がきくので便利。
膝上が寒い時や腰回りが寒い時(特に焚き火の時間帯)にはポンチョの丈の長さが有利だなと感じました。
ただポンチョもひとつ欠点があり、前屈みになった時・屈んだ時に裾が地面につきます。かがむ時に裾を捲りあげれば問題ないのですが、忘れていて裾を踏んで「おっとっと・・」とつまずきそうになることも。ポンチョはこの辺りに注意が必要です。
着心地・肌触りは、ワークマン・アノラックパーカーがなんとなくごわつき、肘や肩の動きがなんとなく制限されるような感じに対し、Wild-1・キャンパーズポンチョは柔らかくしなやか。肘や肩の動きに引っ掛かりがありません。
蒸れ具合
ワークマンは生地の目が詰まっている(そもそも作業用なので破れにくいを重視しているのかと)ので蒸れやすく暑く感じやすい。キャンパーズポンチョは暑くてもポンチョの構造上空気が抜けるし、通気性のいい撚糸で蒸れ具合にも違いを感じました。
総合的にみて
実際に両方とも着用した個人的な総合判断ですが
見た目のおしゃれ度と生地の柔らかさ(着心地)では圧倒的にキャンパーズポンチョ。格安の焚き火ウェアが必要ならワークマン・アノラックパーカー。
どちらにもいい所はありますが、個人的にはWild-1(ワイルドワン)のキャンパーズポンチョを推したいと思います。
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さいごに
焚き火には難燃素材のウェアが重宝します。
難燃素材の焚き火専用ウェアで無用な穴あきやヤケドを防ぐとともにおしゃれにも気を配れたら最高ですね。
難燃素材の焚き火ウェアとして他にも、モンベルのフエゴパーカー、グリップスワニー、スノーピーク製品など色々ありますが、中に着る服を調整するだけでオールシーズン通して利用できるワイルドワンのキャンパーズポンチョは、お値段・機能ともになかなか丁度いいと感じました。
Wild-1のオンラインショップでの取り扱いが今のところ無いのが残念ではあります。
お近くにWild-1の店舗がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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