2020年1月、山梨県本栖湖にあるキャンプ場「浩庵キャンプ場」。お正月休み明けすぐの日曜日から月曜にかけて、2020年初張りキャンプをしてきました。
ここの景色は何度見ても飽きませんね。本当に素晴らしい。
富士山と本栖湖。日本一の山、本栖湖ブルーと言われる透き通ったきれいなブルーの湖、森の中にいる静けさ。そして焚火。星。
想像するだけで、またすぐにでも行きたくなる。そんな場所でした。
浩庵キャンプ場は傾斜どうなっている?どれくらい混雑している?予約は?おすすめのサイト位置は?
などなど攻略レポートとなっています。
ぜひチェックしていってくださいね!
それでは、浩庵キャンプ場レポートスタートです!
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やっぱり浩庵キャンプ場には絶景が待っていた!
何度でも見たくなる景色が待っているのが浩庵キャンプ場。
富士山と本栖湖という組み合わせは、どうしてこんなにも人を惹きつけてやまないのか。その答えに言葉はいらないのかも。そこに行けば納得できる答えが待っているはずです。
なーんて格好つけて言ってみたかっただけです。
日本一高い独立峰と、その麓にある湖。風がない日には、その水面に逆さ富士を映し出したり、四季や天気によって様々な景色・表情を楽しむことができるのが魅力的です。
昔から富士山信仰というものがあるように、その場にいるだけでなんとも言えない心地よさに包まれる気がしています。
そして何よりも富士山と本栖湖をバックに撮る写真は、どれも絵になります。景色の力ってすごい!
そんなわけで、今回撮影してきた浩庵キャンプ場の写真と動画をご紹介します!
まずは動画でチェック!浩庵キャンプ場はこんなところ!
昼も夜も景色最高!
実は受付のある民宿のお風呂が気持ちいい
浩庵キャンプ場といえば、富士山と本栖湖の景色がクローズアップされていますが、実は管理棟と併設されている民宿のお風呂も気持ちがいいです。
浩庵キャンプ場から温泉に入りに行くとなると片道20分くらいと、けっこう時間がかかります。買い物ついでに入ってくるならアリですが、キャンプ場についてからわざわざお風呂に入りに行くために出かけるのはもったいない気がします。もちろん温泉施設に行くのも楽しみの一つとしてアリですが、管理棟と併設されている山荘にもお風呂があるので、そこでの入浴もおすすめです。
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キャンプブームすごい!週末混みすぎ!混雑期の狙い目ポイント
今回で2回目の利用となる浩庵キャンプ場(前回は2019年2月に利用)。前回の利用から約1年空いた理由は「週末激混みすぎ!!」だからです。キャンプブームの影響はもちろん、アニメの影響もあり、週末はすごい混んでいるという情報を聞いていたので、寒くなるまでなかなか行く気になれませんでした。
今回も混んでいるかな?と思ったのですが、さすが日曜。日曜から宿泊する人が圧倒的に少なく、とても静かに過ごすことができました
初めての浩庵キャンプ場をゆったりまったり楽しむなら、利用者が圧倒的に少なくなる平日に被せて行くのがおすすめです。しかし、どうしても土日しか行けない場合もありますよね。そんなときには10時チェックアウトをする方と交渉するのがおすすめです。
湖畔サイトは本当に傾斜がきついの?
浩庵キャンプ場に行ったというとよく聞かれるのが「傾斜きついんでしょ?」
確かにそこそこ傾斜があります。テーブルの上にボールを乗せると、湖側に向かって簡単に転がるほどの傾斜はあります。
でも寝るときに大変か?というとそうでもありません。これは個人の感じ方の違いが大きいのかもしれませんし、年間50泊以上キャンプに行っている私の感覚がずれているのかも?
足を湖側にして寝ると、朝起きたときに最初に寝ていた場所から40cmくらい下にズレて目覚めるくらいの傾斜です。全然余裕です。
中身の入ったコップは転がりませんし、テーブルに置いたスマホが勝手に落下するほどの傾斜でもありません。それでも傾いていることはハッキリと感じるレベルです。そのせいで寝れないか?というと、そんなことはありませんでした、
ただ一つ湖畔サイトについてお伝えしておきたいのが、トイレと炊事場遠い問題です。頻尿の方、小さい子ども連れ、面倒くさがりさんには、ちょっとツライかもしれません。
実はもう一つ前回利用した時とは違うことが・・。車乗り入れ不可ゾーンができてる!!
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<最新情報>湖畔サイトに車乗り入れ不可ゾーンができていた!2020年1月現在
なんと2019年10月の台風の影響で、元々の湖畔サイトの半分近くが車侵入不可となってしまいました。受付から降りてきて湖畔に出た左側半分が車乗り入れ不可となっています。2020年1月現在。
そちらのエリアしか空いていない場合、空いているスペースまで自力で荷物を運ぶことになります。混雑具合によっては荷下ろし時のみ乗り入れOKということもあり得そうですが、私が利用した際の説明では、「赤いコーンが立っている先へは車を乗り入れしないでください」というお話でした。車は林間サイト側の駐車スペースに駐車することになります。
季節が変わり水量も減れば、これまで通りに全面乗り入れ可能になる予定だそうです。早くこれまで通りになればいいですね。
林間サイトからも富士山見える?
林間サイトは湖畔側にサイトを確保できれば、林間サイトからも富士山を見ることができます。そして地面は平坦。トイレ、炊事場も比較的アクセスがよく、そんなに不便は感じません。
林間サイトから湖畔側への抜け道もいくつかあり、湖畔側へ出たい時も遠回りしなくても大丈夫。水遊びをする予定がない・別に目の前が湖じゃなくてもいい—そんな感じなら林間サイトが便利です。
車の乗り入れについては、混雑していなければ林間サイト内へ乗り入れができます。混雑している時は管理棟側から受付時にアナウンスがあります。その場合、林間サイトの目の前に駐車し荷運びが必要です。
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ファミリーに難易度高くない?おすすめできる?
夏はSUP(スタンドアップパドルボード)やカヤックなどのウォーターアクティビティが人気なので、ファミリーが多く訪れている印象がありますね。水遊びをさせるにはちょうどいい感じなので、その点だけを見るとファミリーにはとてもおすすめです。
ちゃんと理解しておいて欲しいことは、浩庵キャンプ場は設備が充実した高規格キャンプ場ではないということ。
キャンプ場内のトイレと炊事場は1カ所しかありません。
そして、湖畔からトイレ・炊事場まで距離があるので、小さい子ども連れには非常にネック。仕方がないことではありますが、何度も「ママ、トイレー!」と、トイレのたびに付き添うのはとても大変でした。子どもは遊びに集中しているとトイレを忘れてしまい、決壊寸前で「トイレー!!」と言うことありますよね。そうなったら諦めるか猛ダッシュかのどちらかになります・・・。
ただし、林間サイトの場合はトイレ・炊事場にも近いので、そういった心配は少なくなります。富士山と本栖湖を眺めたければ林間サイトの最前列を確保できればOK。もし最前列を確保できなくても、湖に抜ける近道があるので問題ないですね!
個人的な見解として、湖畔サイトはトイレ問題がクリアできているファミリーなら安心。林間サイトは、木が景色を少し遮ってしまうけど、トイレ・炊事場が近くて便利。よってファミリーでも十分に浩庵キャンプ場を楽しむことができると思います。
キャンプに慣れていない方だと、いきなり傾斜のきついところにテントを建てるのは大変かもしれません。でも、それもまたいい思い出・経験になるので全然アリだと思います!
浩庵キャンプ場 基本情報
山梨県身延町にある浩庵キャンプ場の基本情報です。
住所 | 〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926 |
電話 | 0556-38-0117 |
キャンプ場HP | https://kouan-motosuko.com/ |
予約方法 | キャビン以外は予約不可 |
営業期間 | 通年 |
ゴミ | 炭も含めて全て持ち帰り |
設備 | トイレ(ウォシュレット付きあり)、炊事場、シャワー、お風呂(500円)、電源サイトなし |
チェックイン・アウト | イン8時〜、アウト10時(延長可能) |
料金 | 大人600円、小学生まで300円、幼児無料 テント1張1000円、タープ500円、車1台1000円、バイク600円 |
売店 | 薪600円、炭、おやつ、ゆるキャン△グッズ多数 |
キャンプ場で販売している薪
キャンプ場で販売している薪は1束600円(昨年2月は590円。少しずつ値上がりしている)。焚き火を楽しみたい方はフォレストモール富士河口湖の向かいにある「俺の薪」など、薪屋さんでたくさん買われる方がお得です。
買い出し情報
東名利用で朝霧方面からなら、道の駅朝霧高原やコンビニ。
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さいごに
浩庵キャンプ場は高規格キャンプ場ではありませんが、本栖湖と富士山という絶景の中にあり、夏は水遊びもできる素敵な場所です。多少不便なところはありますが、そんなことはどうでもよくなるほどのロケーション。ロケーション重視でキャンプ場を探している方には、かなりおすすめのキャンプ場です。
この記事が浩庵キャンプ場利用の際の参考になれば嬉しいです!
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