【冬キャンプの準備】どれがいい?電気毛布とホットカーペット、ファンヒーター、電気系暖房器具の選び方

はじめての冬キャンプ。準備は進んでいますか?

電気系暖房器具を探しているけど、電気毛布がいいのか、ホットカーペットがいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。私もそうでした。

今回は電源サイトを利用する場合、ポータブル電源を用意する場合など、条件に合わせた選び方をまとめてみました。

冬キャンプの暖房準備の参考にしてみてくださいね。

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まずはキャンプ場で使用できるアンペア数を確認する

これは以前の記事で詳しくご紹介しましたので割愛させていただきます。

詳しくはこちらの記事でご確認よろしくお願いいたします!

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冬キャンプ準備 電気毛布

ホットカーペットがいいのか、電気毛布がいいのか

冬キャンプ 電気毛布

私が冬キャンプを始めた頃は「ホットカーペット」しか頭になかったです。どうしたわけか電気毛布なんて考えたこともありませんでした。

今現在どうなっているかというと、ホットカーペットは納戸に収納されたまま出番がありません・・・。

結論から言ってしまいますが、

「冬キャンプは電源サイトしか使わない」ならホットカーペットor電気毛布+セラミックファンヒーター
「電源サイトがなくてもポータブル電源持って冬キャンプ行く」なら電気毛布
「ゆくゆくは電源サイトがないところでもポータブル電源持って冬キャンプをする予定」なら電気毛布

私の経験からは選ぶポイントとしてはこれを基準にしていいんじゃないかなと思います。(異論は認めます)

それでは電源サイトだったらどんな組み合わせがいいのか、ポータブル電源を持っていくならどんな装備ができるのか、実際の体験をもとにご紹介していきます。

愛用している電気毛布

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電源サイト利用ならセラミックファンヒーター+電気毛布2枚がベスト

冬キャンプ 電気毛布

キャンプ場の電源サイトで使用できるA数の確認が必要になりますが、今回は10Aが上限という前提でご紹介いたします。

というのも、これまで利用してきた中でだいたい10A〜15Aが多い印象です。ですので、最低の10Aで考えておけば大抵なんとかなるでしょう。もっと電気が使えるならそんなに気にしないで色々と持って行けますが、どこのキャンプ場でも15A使えるとは限らないので。最低の条件で考えて揃えていく方がおすすめです。とはいえ、そういえば最近では20AまでOKというキャンプ場もありました。

使用するセラミックファンヒーターはダイニチ工業のEF-1219D-W(温風運転:(強)1200W/(弱)670W)だとします。(私が使ってるやつなので)

おすすめ条件
・電源サイト使用可能A数 10A
・セラミックファンヒーター 使用電力 温風運転:(強)1200W/(弱)670Wの弱運転で使用
・電気毛布 2枚 中運転

電源サイトの使用可能Aが10Aで、セラミックファンヒーターを弱運転670Wで使用した場合。なんと電気毛布が弱運転で2枚は使用できます。

セラミックファンヒーター670W+(電気毛布中運転30W×2枚)=730W という計算になりますね。まだ270Wも余力があります。使用している電気毛布は強運転で約57W消費です。これなら強で使用しても大丈夫そうですね。

ただしこの運転だと、2ルームタイプのテントの寝室部はそれで暖かいとしても、リビング部の空気が寒い。

解決方法としては、寝るまではセラミックファンヒーターをリビング部で使用。寝る時に寝室部に持っていくというのがおすすめ。

冬キャンプ 電気毛布
参考までに。使用している電気毛布の仕様
私の体験
我が家では、電源サイト使用の場合、セラミックファンヒーター+電気毛布2枚を持っていきます。電源サイトが15Aまで使える時はセラミックファンヒーターを強運転1200Wで使用。
10Aの時はランドロック寝室部にセラミックファンヒーターを置き弱運転で使用していますが、これがかなり暖かい!寝るまでは寝室部の入り口を開けっぱなしにしています。
荷物の量に余力がある時は、これに石油ストーブをプラスしています。

セラミックファンヒーターをテント内で使用する欠点は静電気。石油ストーブと違い、乾燥した空気が循環するだけなのでテント内はあっという間に帯電してきます。子どもの柔らかい髪の毛なら逆立つくらいに(笑)。

もちろんホットカーペット+電気毛布でも全然アリなのですが、どちらがコンパクトになるかというとセラミックファンヒーター+電気毛布のような気がします。

愛用しているセラミックファンヒーターの新モデル

電源サイトなしなら、ポータブル電源+電気毛布2枚+石油ストーブがおすすめ

冬キャンプ 電気毛布

ポータブル電源の容量にもよりますが、私が使用しているPowerArQ(パワーアーク)のポータブル電源600Wh,174000mAhでは電気毛布2枚を弱運転で12時間ほど使用しても残量が10%以上は残っていることが多かったです。

12時間というと夜19時から使用して翌朝7時。この辺りは使用時の気温によっても残量が変わってくるので誤差が大きいところではありますが、最低気温マイナス6度の中11時間使用した結果はバッテリー残量21%でした。

こちらの記事を参照↓

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パワーアーク power arc ポータブル電源 冬キャンプ 電気毛布
私の体験
我が家がよくするパターンは、テントのリビング部は石油ストーブを使用し、インナー部はポータブル電源で電気毛布を2枚使うというスタイル。寝る前はストーブにエコファンを取り付け、インナーの方に向かって暖かい空気を送る(この時点では電気毛布未使用)。就寝時間少し前に電気毛布のスイッチを弱に(子どもたちは20時くらいから寝てしまうこともあるのでその前にスイッチオン)。これで寝ている間も暖かく快適です。

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結局のところ電気毛布は持っていて損なし

いつでも電源サイトが確保できるわけではありません。電源サイトがないところにも行きたいよ!というのであれば、先述したポータブル電源と石油ストーブと電気毛布を用意するのがおすすめ

そうは言ってもそれらをいっぺんに用意するとなると結構な金額になってしまいます。

まずは電気毛布を購入し、電源サイトで冬キャンプを楽しみ。ゆくゆく防災のためにもポータブル電源の購入を考えた方が長い目で見てもお得な気がします。

石油ストーブは1万円以下で購入できるものから数万円するものまで色々とあります。おそらくどれを選んでもエコストーブファンがあればテント内はある程度暖かくできます。あとは見た目やタンク容量、燃焼パワーの違いによって価格や大きさなどが変わってきます。

車載容量とお財布に余裕があれば、石油ストーブ2台という手も。その場合でも寝るときの電気毛布は手放せませんが・・・。

テント内での石油ストーブ使用は、使用条件を満たしているテント内で使用することをおすすめいたします。また一酸化炭素による中毒症状も心配されます。最悪の場合は死に至るケースも。ご使用の際はくれぐれもご注意ください。一酸化炭素チェッカーなどをご用意ください。

セラミックファンヒーターも捨てがたい

電源サイトが必ず予約できるなら、消費電力の多いセラミックファンヒーターと消費電力の少ない電気毛布の組み合わせが安心ですよね。

子どもが小さいうちは本当にやけどが心配なので、石油ストーブではなくセラミックファンヒーターが活躍しました。

ずぼらママ
結局何が言いたいかって、電気毛布がいいよねってことでした〜

冬キャンプ 電気毛布 ホットカーペット
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